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   DT230ランツァ分解整備


 只今オーバーホールをしているのは、 ヤマハ DT230ランツァのエンジンです。
走行距離4.600kmぐらいで、ウォーターポンプのオイルシールがへたってクーラントがミッションオイルに混入して
マヨネーズの様になっていること以外、特に大きな不具合はないのですが、クランク芯だしの効果を体感してみたい
ということでオーバーホールになりました。
(画像クリックで拡大写真が見られます)


 シリンダーヘッド、ピストンヘッド、排気ポートはピカピカにしました。



 シリンダーゲージをマイクロメーターの66.8mmで0基点に合わせています。



 シリンダーゲージをシリンダーにサービスマニュアルにそった位置にセットした状態です。
見えにくくて申し訳ありませんが、目視で-0.016mmぐらいなので、シリンダー内径が66.816mmということになります。
サービスデータは、66.800〜66.818mmなので、このシリンダーは使えます。


 ミッション側のクランクの振れですが、クランクピン側で最小値(分かり易いように0基点にしています。)
その反対側で最大値0.048mmなので、0.048mm÷2=0.024mmになります。


 マグネット側のクランクの振れですが、クランクピン側で最小値(分かり易いように0基点にしています。)
その反対側で最大値0.042mmなので、0.042mm÷2=0.021mmになります。

サービスデータの振れ限度が0.02mmなので、要修正です。ちなみにこのクランクは
クランクピンを支点にハの字に開いている状態です。


 ご覧の通りクランクもバラバラになりました。


 再度部品交換をして組み上げ、銅ハンマーでカンカンと叩いて芯だしをしました。
どうですか、両側共にダイヤルゲージの一目盛りも振れていません。
実際のところ、針が僅かにふれてるのかなー、ぐらいにしか見えません。
つまり、1000分の1mm単位の精度がでているのです。

 後は、エンジンを組んで終了です。いい仕事をするエンジンになりますよー。

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